新松田駅―雨山峠(あめやま)―山北駅(2014.6.27)←
2014年06月28日 16:58
また楽しい出会いがあった。
その話の前にいつもの苦労話等を少々。 厳しい夏、冷房の時期が来てしまった。
いかに輪行から走行までの準備時間を短くするか、また如何にして持ち物を軽量化するか と考えているにも関わらず、この時期になると走行時には無用の長袖ジャージやレッグウォーマを携行することになる。 が前年実績に基づく準備で今回も役立つことになった。 車内温度は26℃で まだ軽度ではあったが、半袖で約1時間は耐えきれないのです。
そして登坂10%を越える傾斜の長い道(ほぼ500m以上)は、一気登坂は体力的に無理がありどうしても途中休息が必要になります。 が一旦自転車から降り(ペダルから足を離す)休息し、再びペダルに踏む時に、ペダルの正しい位置に足の平を置くことが困難な為、特にトークリップに爪先を入れ込むことがとても難しいのです。 これまでは当然止む無しとしてきたが、"キラリ"と思いつき、改良してからの初ライドだった。 この改良がイメージ通りで、今回の初急坂(今回は19%)の途中で休息し、再びペダリングを開始する時に、一発でトークリップに爪先を決めることが出来る様になった。これほどまでに旨く行くとはと思わずニンマリしてしまった。
次第に道も細くなり、上りもきつくなってきたが、当初の計画はヤドリキ奥の峠を越えて丹沢湖へ抜けることを考えていたことから、手押しで行けるところまで行くことにし、のんびり周囲の景色を楽しみながら登っていると、上から1台のワゴン車がそろりそろりと下り そして真横に停車した。 愛犬を連れたご夫婦で、ご主人は同じS23年生まれで奥さまも近くにお見受けされた。 何十分お話しが続いただろう。 実に多くの会話をした。 私の姿を3度見たので・・・と。この年齢での自転車登坂の姿に感銘を受けたご様子だった。 自転車の話し、退職後の楽しみ方の話し、住居環境の話し、東北大震災の話しそして愛犬を東北の海岸で救出してきたお話し等を。
記念に写真撮影の依頼に「いいですよ」と笑顔をいただいた。 とても仲のいいご夫婦でした。ご家族はご夫婦とほぼ13歳のわんちゃんそして留守の13歳の猫ちゃんで、家族皆高齢で、「介護家族なの」とのことでした。