■軽量化 と 輪行袋の改良 ←

2013年07月05日 16:16

○軽量化の取り組み 

峠のヒルクライムが目的ですが、年齢も年齢ですので、やはり厳しいものがあります。しかし・・・。
以前、峠の上で出会った方と色々話し、出発地とゴール地の話しから『輪行用のキャスター装備を常時携帯
していること』を、お話しすると、目的地点を自由に設定できる利便性に共感して頂きましたが、『それは重くて
大変ですね』と。 利便性と重量(価格)が表裏であることを痛感させられました。 この会話の前までは、利便性
にのみ満足しており、この時に、軽量化を図ることを決意しました。
 体力アップが根本課題かもしれませんが、それには限度もあり、体力で持ち上げる対象物、愛車の『軽量化』
から取り組みを開始しました。
  軽量化に一番効果的なパーツは何か、パーツ価格から思案する内に、投資金額(購入価格)での削減重量が
どれほど効果的かを元に、購入パーツ順番を検討している時、はたと思いました。
  搬送対象物重量は、自転車のみにあらず、装備品全て、バッグや持参備品の軽量化が有効なことに気がつ
きました。 パーツは価格が高過ぎ見送ることにしました。
投資金額対効果(g)から見ると、効果的なアイテムは以下の物になりました。
 1)キャスターを4輪から3輪化:-900g 投資額0
 2)輪行ケースを軽量小型化:-500g  投資額3,585円
 3)工具プライヤ小型化:-140g 投資額1,650
 4)ドライバー小型化:-30g 投資額0
 5)持参備品 特に衣料品を季節毎に見直し厳選する。 投資額0

 

○”輪行袋”(市販品)を改良、”輪行カバー”に

収納する自転車は、700Cフレーム折畳み式自転車ですから、2輪外しタイプに同程度の大きさです。
輪行袋は、車体折り畳み時の:W・D・Hとファスナー位置と素材強度(ナイロン)から下記の市販品を選択しまし
た。 『TIOGA(タイオガ) ロード ポッド』を購入。 ”輪行カバー”への改良の手順については写真に沿ってご説明い
たします。
 1)市販品の推奨使用方法(方向)
 2)車体に対する収納方向の決定:ファスナー位置から、車体に対して最適な収納方向・位置を決定しました。
 3)収納状態で、袋をカバーにする場合の余剰部(軽量化)に印をつけます。
  カバーを裏返して車体の上から覆い、ファスナーを閉じ、上部の"背部"余分部(写真で左上の赤枠部)を絞り 
  ながら手縫い(しつけ)し、それに沿ってミシン縫い、余分部をカットし裏返し通常外面を外にします。
 4)余剰部端をミシン縫い、削除します。
 5)輪行時の手持ち搬送用(*1)に、カバーに車体重量がかからない様な方法とする為に、カバーの前後の
  ベルト係合箇所に対応する位置に窓(*2)をあけました。
   *1)昇降装置の無い所の搬送用に。 
   *2)前方には直径10cmの円形状窓、後方には4cm*2cmの四角窓
 6)搬送状態です。 自転車本体をショルダーベルトで受ける為に、ベルトはカバーの丸窓を通してガード金具
   にフックを掛けます。 後方は、角窓からタイヤを支えて通しUターンし、ベルトフック金具へかけます。