身延駅-(安倍峠途中h:410m)富士川西岸路ー富士川駅(2014.8.18)←
2014年08月20日 12:15『青春18きっぷ』活用第3弾の遠隔地輪行として1,000m級の峠または山湖ツアーを片道交通時間4時間前後でアクセスできる候補地を6箇所設定した。 その決行日を探しては毎日、週間天気予報で確認するも、『6時から18時までの天候が曇りまたは晴れそして降水確率が20%以下』の条件では該当地を選定しようにも、ここ20日間は対象を選定できず。各地に被害をもたらした局地的大雨の連続でしたから。 18日にやっと1か所のみ条件を満たし『身延駅から安倍峠越えで静岡駅』のコースを選定し実行することにした。
起床4:40出5:18 早朝の電車の混雑から改めて夏休みの真っ只中にいることを感じることができた。
降り立った身延駅は今回で3度目の利用になるが、この身延線で最も活気を感じる駅である。ボランティアの方々だろうか駅通路、トイレ等の掃除のおばさん達がキビキビと動き皆さん元気に『おはようございます』と。気持ちのいい出発ができた。
徐々に勾配を上げいよいよこれからと感じ取ることが出来る景色になるや、『全面通行止め』の立て看板が道路中央に"デン"と置かれている。先日各地に被害をもたらしたあの大雨で、ここも崖崩れが発生し道が塞がれたらしい。無駄な抵抗はせず9.2キロポイント標高410mで引き返し、昨年下った富士川道の反対側、富士川の険しい西道路を南下し海を目指すことにした。 山肌が川岸近くまで迫り、そして500mを越える長さのトンネルが何本かあり、枝別れの道ではより狭い川沿い道を選んで走り、150から200m程度の小さな峠越えの連続で脚には結構負担が重い道であった。が絶壁の上から雄大な富士川を眺めることができ、爽快であったと同時に苦労も多かったが満足できるミニ峠越えコースになった。
今回のルートでも、200ミリの雨で・・、連続雨量100mmを越えると・・のポイントを通過することになり、看板を目にする度に安全第一の行動を意識した。
ゴールの富士川河口に到達し、安倍峠方向を振り返ると、上空全面に真っ黒く分厚い雨雲がたちこめていた。あのまま走行出来ていたら未だ山中を・・・来襲豪雨をあびていたかもしれなかった。