河口湖―御坂(みさか)峠―勝沼ぶどう郷駅(2014.5.10)←

2014年05月11日 17:35
 

自宅周辺の"未走破峠"も少なくなり、走行記録地図を眺めてはトライルートを作成中である。

今般は、アクセスがやや遠目の中央本線から御坂峠を選定、河口湖駅から向いゴールを勝沼ぶどう郷駅と

した。 勝沼ぶどう郷駅の直前500m程の昇り坂は緩やかではあるが、一日のラン終了直前のご老体には結

構厳しいものがある。 昨年の笹子峠走破時に体験したものだ。とは言え、自宅に近付く輪行帰宅駅はこれ

しかない。

アクセスは通常は平日の横浜線、中央線であるが、朝の通勤時間帯の混雑は1年前の状況とは異なり、前

回同アクセスでは輪行の車体搬送は、やはり一般客には迷惑と思われたので、今般は準休日の土曜に実行

することにした。 当日は、ほぼ同じ時間帯の利用であったが、小田急線、横浜線、中央線いずれもやはり大

閑散状態で1車両当たり10人から20人程度が立ち乗車の状況で、自転車もいつもの指定席の乗車口"反対

側"のドア部の座席側空間に設置することが出来た。

中央線車中は99%が登山スタイルの老若男女であり6両中の1名がバッグを抱えたゴルファーで残り1名は

輪行車両を引っ張る小生であった。

河口湖駅は気温18.1℃ 20% 微妙な気温にペダルを踏むや長袖ジャージを直ぐに脱ぐことになった。

峠の入り口ではアンダーシャツの腕も捲り上げた。

新御坂トンネル手前で右折し旧道へ入るや殆んど走行車両は無くなり、平日同然の静かな峠道風景になっ

た。 新規搭載のリヤスプロ32Tが大活躍でノラリクラリの登坂がはじまった。 勾配はほぼ10%前後で時に

15、20%を超える区間もあるものの、気合をいいれればなんとか乗り切ることができた。完全ラン登坂も久し

ぶりである。

これまでの実績から予定した時刻よりも1時間近く前に峠に到達。腕時計の時刻を見間違えそうな11:50であ

った。

サザエさん一家も来られた"天下茶屋"で、いも団子と特製甘酒を頂き、いつもより長めの休息で疲れを休めた。

名峰富士は、真っ青な天井に河口湖に浮かぶ姿で眺められ、多くのドライブ客が訪れていた。中には両手を

合せ深々と頭を垂れる女性も。

ダウンヒルは途中アップライトの箇所は全く無く、ひたすら下りが約15km。ゴールが見えてからの勝沼ぶどう

郷駅手前はやはり厳しかった。