日野春駅ー天女山途中(810m)ー韮崎駅:(2015.9.4)←

2015年09月06日 17:47

山梨北杜市天女山1480mを目指すも。

起床4:30もう窓の外は暗い。 始発電車で町田に向かう。最寄り駅からの利用客の多さに驚いた。数十人はいる。更にレジャー客となると他に見当たらず夏は完全に過ぎた感があった。 閑散とした車両にも関わらず、冷房設備は元気に稼働し、室温を測ると24.9℃ 半袖ウェアでは耐えられず、アームウォーマーに薄手長袖ジャージを重ね着して耐えた。

 降り立った日野春駅は、これまでに青春18きっぷで何度か通過する際、特急通過待ちでホームには下りたことがあり、駅の設備としてエレベータやコインロッカーの備えはあるやもと思いを馳せたが、見事に打ち砕かれ、いっしょに降りたった数人を見過ごし久しぶりにエッサエッサと階段を上った。

コインロッカーもないことから、駅の改札を通過しすぐに広場を見つけては、"輪行ユニット分解型搬送装置"を7つのユニットに分解して、サドル取付用に改良したバッグにユニット、輪行カバーに工具一式を収納しサドル後部に固定した。 今日は通常走行状態に比べて2.6kg重い状態で走行せねばならない。

駅前からの数キロは1.6%ほどの勾配で、重さを感じることなく順調に走行し、徐々に数パーセントにアップするも特段のつらさを感じないまま7.9キロ走行。 ゆっくりゆっくり路面を見つつペダルをこいでいると側溝に中くらいの大きさの栗の実が1つといがもいくつか落ちていた。 見ると道際に栗の木が三本あり、昨晩に風でも吹いたのか、足元に茶色に輝く栗の実が散乱状態である。 口の開いたいがも無数散乱し、これまでに経験したことの無い栗拾いが始まった。 瞬く間に左右のズボンポケットは満杯になった。 どんどん拾い集めたいが余分な荷物は持たないのでバッグも袋も無い。怪我治療用品を分類収納するネット袋を思い出し、急遽 中身をフロントバッグに流し込み、第二弾の栗拾いを開始。15分程でネット袋も満杯になった。 さて如何にして運ぼうかと思案した。非常用に持参のバンダナに束線ナイロンバンド3本とマジックベルト1本を用いて、フロントバッグの天井部に固定することができた。 しかしハンドル操作に重さを感じた。

ここは標高810m。行程の1/3であったが、この先の行程を見送り帰宅することにした。

 帰宅早々に成果重量を計測すると、2,595gで数にして150個ほどであった。

茹でて食したが、大きさと色艶の完璧さに反して甘さは今一歩であった。 しかしながら全く異なる楽しいツーリングができた出来たことに大満足した。