大月駅―松姫峠―奥多摩駅(2014.4.24)←

2014年04月26日 18:12
野心も芽生え標高1300m級の"松姫峠"とトンネル多い奥多摩道路のランを設定した。と言うのも、スプロケットカ
セットの最大歯数を28Tから32Tにし、安全確保でテールランプを新規LED自己点滅型を取り付けたことからであ
る。
標高700mを過ぎる頃から、32Tの実力よりも不本意ながら60過ぎの体力がついて行けず、平均6.6%の勾配から
半ラン半ウォークの登坂となった。
標高806m地点にはユニークな道路が構えていた。トンネルの上に直行する形で横断する道路が見える。帰宅
して調べると上の道は標高828m。 急勾配を登る鉄道3方式として"アプト式"、"スイッチバック"、"そして"ループ
式"があることを学んだが、車両道路として伊豆七滝(ななだる)の廻旋構造物で高度を増したり、山の周囲を旋
回して高度を増す方法ではなく、カーブしたトンネルで交差し"α"字の逆筆跡で高度を増すループ式である。今
までに走行した距離は2万キロ近くになるが、始めて見る構造物景色に感心しつつ、ラン登坂が厳しいのも頷け
た。
740m地点では峠のショートカットで新しいトンネル工事が着々と進められており、帰宅して地図を確認する
と、"松姫峠"の下を通り、相手東京側の852m地点を目指すものか・・と想像もした。
標高が高くなると、いいことばかりではなかった。 顔、頭の周囲を小さな虫"ユスリカ"が多く舞う様になり、走行
中でも、ましてや休息でもしたらもう大変だった。 やっとのことで峠の頂上に到達し、昼飯を兼ねて一息入れよ
うと思ったが、顔、頭の周囲にはとんでもない数の"小さな虫達"が舞う状態で、おにぎり1つを急いでほおばり、
身支度し下ることに急いだ。 一息入れると15℃は結構冷える。 長袖ジャージとウィンドブレーカーを重ね着
し、下はトレッキングパンツの半ズボン化で登坂したことで、長くする手間をおしみ、アーム兼レッグウォーマー
を脛部に履いた。手袋は長手を身に着けたが、数分下ると指先の冷えはたまらず、長手の内側に作業用手袋
を重ねてなんとか冷えをしのぐことが出来た。 この時期でも未だ冬用長手が必需品であることを痛感し、帰宅
早々に"スタイル"記録にメモった。
ヤマザクラ、桃の花、紫モクレンなど多くの花々が咲き乱れる山道を走行、春を満喫することが出来た。