塩山駅-(柳沢峠1,490m)ー奥多摩駅(2015.4.18)←
2015年04月26日 16:58山梨県と東京都にまたがる4つの峠道の内最後の峠、柳沢峠に挑む。
事前のルート調べで勾配はほぼ一定で7~8パーセント前後で連続した、よく考慮された道路であることを知った。
これまでの経験同様7パーセントまではなんとかなるもそれを越える勾配には体力が追い付かず、まして連続する勾配の標高1200mを過ぎる辺りからは さすがにペダリングは無理で、手押しで残りの標高差300mを目指すことにした。
ナビソフト計画では57キロの道のりは、実走行距離では思いの外短く45.4キロであった。 苦労の度合いは70キロ走行ほどに感じたが。 思えば何か所か谷間に高い支柱による高速道路まがいの立派な道があった。トンネルも3、4か所は新しく作られた様子もあった。
登坂中に2度の声援を頂いた。一つ目は中年女性二人連れが道端の自販機横の椅子に腰を下ろし休息中の様子で、眼が合うと一人に会釈を頂き、これに「こんにちは」と挨拶を返すと、隣のもう一人が「大変ですね」。 必死にペダルを踏み通り過ぎながら「ただ好きなだけです」と返すと、二人の大きな笑い声が後ろから聞こえてきました。「ハッハッハハ・・・」
そして2つ目は、小学生 2年生頃かな。道に面した家から走って門を飛び出し、道に際まで来て、必死にペダルを踏む姿をジッと見ていた。 通り過ぎる間は5,6秒程か、 後ろ姿に「ガンバッテクダサイ」と。 「ありがとう」と返したが声は届いていないだろう。 とても嬉しく元気が出る声援を頂いた。 本当にありがとう。
峠の頂上は12℃ 風も吹き上げ未だ冬近い季節を感じた。峠には簡単な店もあり嗜好品の一つソフトクリームも販売されてはいたが、体は冷えてそれどころではなかった。 半袖ウェアに裏起毛長袖ジャージそして、ウインドブレーカーを着込み、手袋は万一に備えて携行した長手袋をはめダウンヒルをスタートした。
帰宅し「峠越え」データをまとめると、五十数か所の峠中、標高差は1,070mで第二位、海抜は1,490mで第三位の位置づけであった。
消費カロリー:1586kcal 最高速度:54.0km 全時間:7:31